失敗から成長できる考え方

期待に胸を膨らませて入社した日から5年、10年も経つと、いつしか疲れ切った表情で帰路の電車に揺られているという人も多いのではないでしょうか。仕事は食べるため、生活のための惰性的なものになってしまい、義務感を感じるようになると次第にストレスも溜まってきますよね。大切な人生の時間を切り売りしてお金に替えているような虚しい感覚がつきまとうことでしょう。

ここで、「仕事は自分磨きのため」と考え方を変えてみましょう。そう思えば失敗もご愛嬌どころか、立派な自己成長の材料となります。失敗を分析して次回から繰り返さないようになれば、一つ成長したことになります。そういう経験を重ねると人の痛みがわかるようになるので、後輩や同僚から相談を受けるようにもなるでしょう。事務が苦手な人は自分磨きのためにITや簿記の勉強を、営業が苦手な人はコミュニケーションや自己表現の勉強をしてみるのもよいでしょう。わざわざスクールに通わなくても、目指すモデルの先輩や同僚を見つけて日々真似してみたり、実際にその人に話しかけてコツを聞いてみるのもいいでしょう。少しずつでも変わっていく自分に自信が生まれますよ。具体的な目標を持ち、スケジュールを立ててそれを実行に移し、成長を確認しながら更に新しい挑戦を思い描くのはワクワクします。

この生き方で大切なことは、人の目や世間の常識、人との比較を一端脇に置くことです。「人からどう思われるか」という縛りから自分を解放し、本当に今自分に足りないものは何かをよく考えて、心を込めて挑戦することです。普段ないがしろにしているトイレ掃除や机周りの整頓をすることで、大切な上司の信用を得たり、仕事の効率アップにつながったりする場合もあります。